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ぼそっとつぶやくちょっとした話

  • RED TRAINの中の人がぼそっとつぶやくちょっとした話のコーナー
  • すごく不定期更新となり、忘れたころに更新されるかもしれません。
    あまりにも暇を持て余している際にでも、見てみてください。

  • 2020年8月17 担当:前田
  • 「この用紙あってますか?」
  • ワンブックスでは、色々な用紙から自分の好みや理想にあわせた用紙選択が可能です。

    でも、用紙を自由に選べると言うのはメリットでもありますが、
    「セットプラン」で「固定された仕様」が無いのは初めての方にはちょっとハードルが高いかも知れませんね。
    その為、お客様から「この用紙であってますか?」と言うご質問を頂く事が多いです。

    紙も色々ありすぎますから、
    マンガに向いている紙、写真集に向いている紙、小説に向いている紙、など色々あります。

    例えば、コート紙は白くて光沢があるので写真集には向いていますが、
    その白さと光沢が、文字を読み続けるのに適していないので小説には向いていません。

    逆に、クリーム系の用紙は目が疲れにくい為に文字の多い小説には向いていますが、
    カラー原稿はクリーム色が影響を及ぼしますので、写真集やカラーイラストには向いていません。

    こう言った向き不向きの情報を知っていると本を作る際にも役に立ちますが、
    実は弊社Q&Aにも大まかには書いてあったりします。
    Q&Aはこちらから
    「そもそも、どういう紙を選ぶのかもわかんない!」と言う場合は参考にしてくださいね。

    用紙の実物を手に入れるのも良いですね。
    実は「ワンブックス用紙見本」も販売中です。
    ワンブックス用紙見本ご注文フォーム
    ※使える用紙全種類ではないのでご注意ください。

    他にも、友人から聞いたり、ネットで見知ったりで「この紙が良いよー」と言われて選ぶのも良いですね。
    まぁぶっちゃけてしまうと、どの紙を選んでもそれが向いていない紙だったとしても、原稿があれば本になります。
    完璧を求めようとすると大変ですが第一歩から完璧は難しいので、とりあえずよくわからんけどもエイヤって作るのもアリです。
    やってみよう精神は大事ですね。

    もちろん、予約時に「この用紙であってますかね?」とご相談頂く事も多いですし、聞いて良いのです。
    その場合は適宜お答えしておりますのでお気軽にご相談頂きたいところではありますが、その際の質問文面によっても答えは若干変わります。

    例えば「この用紙であってますか?」と言うご質問なら、
    「その選択された用紙仕様を尊重しつつ、向いているかどうか」を考えますので、
    「小説」を作られる時の本文用紙にコート紙や上質紙など白系用紙を選んでいるならば、
    「それよりもクリーム系用紙の方が目が疲れにくいから良いですよ」と言うと思いますが、
    本文に淡クリームキンマリや、ソリストNのようにクリーム系用紙を選ばれているのであれば、
    「この用紙が好みなんだろうな」と考えて、特に否定はせずに推奨すると思います。

    ですが「市販の小説に似たようにしたい」とかですとちょっと変わります。
    市販の小説に近い本文用紙ならば、ワンブックスノベル、スカーレットノベルが近いのでそちらを推奨するとは思います。
    ※共にA6文庫本サイズのみでご利用頂けます。
    更に表紙に紀州の色上質を推奨するかも知れませんが、
    「表紙もカラーイラストを印刷したかった」と言う事なら、表紙用紙は白いマットポストなどで大丈夫でしょう。

    また「ページ数が少ないので厚みを出したい」と言う理由ならば、
    ワンブックスノベル、スカーレットノベルは薄すぎますので、
    嵩高紙で厚みを出しているソリストシリーズの75kgなどを推奨すると思います。
    淡クリームキンマリ90kgよりも厚みがありながら比較的柔らかいのです。
    でも逆に「しっかりがっちりさせたい」と言う事ならば、淡クリームキンマリ90kgをお勧めするでしょう。
    淡クリームキンマリは結構しっかり固いのです。

    とは言え。
    人の好みは千差万別ですので、当然用紙にも好みがあります。
    「印刷所の人が良いって言ったからこれ使うんだ!」でも良いですし、
    「大好きな作家さんが使ってる本文用紙と同じ紙だから」と言う理由も良いと思います。

    せっかく色々な用紙を選べるワンブックスなのですから、
    「固定の推奨仕様だけ選ぶ」とするより「何度か作って見て自分自身の好みの紙を選ぶ」と言うのも楽しんで頂けると嬉しいです。

  • 2020年7月9日 担当:前田
  • 「ワンブックスで良くある原稿不備」のお話し
  • 気を付けていても、どうしてもミスをしてしまうものです。人間ですから。

    そんなうっかりやっちゃうミスをまとめました。
    良くあるベスト(?)3です。

    • ガイドラインのレイヤーも印刷範囲に残っている
    • 出力寸法や解像度が違う
    • 寸法の違うページが混ざっている

    それぞれ解説していきましょう。

    • ガイドラインのレイヤーも印刷範囲に残っている

    テンプレートには「印刷範囲を示す枠線(破線)」のガイドラインレイヤーがある事も多いです。
    ワンブックスのテンプレートにも同じものがありますね。
    「ここまで印刷されるからデザインもここまでは配置してねー」と言う目安の線です。

    でも、この線も残っていると印刷されますので、ご入稿時には消して頂く必要があるのですが、
    レイヤーとしてそのまま残っていたり、統合されてしまっている事が多いです。

    • 出力寸法や解像度が違う

    これはソフトの設定に起因する場合があります。
    例えば「A6小説本の本文原稿なのに、210×297mm(A4サイズ)で出力されている」と言う事例。
    PDF原稿で多く見かけますので、
    多分原稿執筆時にはA6本で設定して作っているんですが、
    出力時にはなぜかA4サイズで出力か変換されている模様です。

    次に「ピクセルサイズは合っているが、解像度が小さく寸法(mm)はものすごく大きい」と言う事例。
    psd原稿やpng原稿で多く見かけます。
    解像度が72dpiなのですが、ピクセルサイズを固定したまま解像度を350dpiに直すと寸法はちゃんとあいます。
    なんでしょう、ソフトの設定なのでしょうか?

    • 寸法の違うページが混ざっている

    これは合同誌でよく見かけますね。
    これのキラーなところは「塗り足しが大きい原稿なのか、ミスなのかが分からない」と言うところ。

    • 事例としては「A5本(148×210mm)」の原稿で、
    • 154×216mm→塗り足しありOK
    • 148×210mm→塗り足し無いけど進行可能
    • 182×257mm→キャンバスはB5サイズだけど、多分大きい塗り足しと思う

    と言うのが混在している場合です。
    基本的には中心あわせで進行するので、塗り足しが無くても大きくてもそのまま進行してしまいます。
    ただ、この「182×257mm」が、もしかすると「実はうっかりA5とB5を間違えて作った」と言う事もあり得るのですね。
    「原稿よりも大きく切り抜かれているんですが。。。」と言う場合はこれが原因の事もあります。

    以上が良くある不備3点でした。

    次点として

    • 塗り足しが無い
    • 塗り足しが無くても生産は可能なので、支障がないと言えます。周囲に白出ちゃいますが。
    • 小説のように周囲が白いなら塗り足しは不要ですが、疑似小口染めみたいにするなら塗り足しは必要です。
    • 表紙の綴じる方向が違う
    • 「右綴じだから、表紙は右」と思って表紙原稿を作った時にやっちゃうミスです。
    • 「表紙の右側が綴じられているから右綴じ」とお考えください。
    • レイヤー統合されていない
    • 実は統合されていない場合も最終的には統合して進行するので、さほど影響は無いのですが、
    • 入稿時のファイルサイズが膨大になってアップロードに時間がかかってしまいます。
    • 原稿ファイル自体が足りていない
    • 本文ページが抜けていたり、表紙原稿やオビ原稿が無い事もあります。
    • 無い場合は印刷無しになる場合や、カバーやオビ原稿が無い場合は「カバーなし」「オビなし」で進行してしまいます。
    • 背幅が違う
    • 1mm、2mm程度の背幅の違いはあまり気にしないで良いと思います。
    • そもそも紙の厚みもロットによって微差はありますので、ページ数によっては1mmくらいの誤差になる為です。
    • ですが背幅算出で「本文用紙の厚み×ページ数」とだけだと2倍の厚みになるので、
    • 「本文用紙の厚み×ページ数÷2」と言うように「÷2」にします。1枚2ページですからね。
    • 本文ファイル名が部位名称になっている
    • 「扉」「目次」「中扉」「奥付」と言った場合、どの順番で並ぶかが分からない事が多い為、
    • 01.psd、02.psdと言ったようにページ番号にしている方が望ましいです。
    • ファイル形式が違う
    • psd、pdf、jpg、png、ai、indd、と言った形式であれば一応対応は可能ですが、
    • .docx、.xlsx、.pptm、.clip、.mdp、などは対応しておりません。

    と言うのもあります。
    ワンブックスでは基本的には「原稿のチェックは行わない」としておりますので、
    間違った原稿でもそのまま生産進行してしまいますのでご注意ください。

    とは言え、人間ですから間違っちゃうものですし、
    「間違ったら悲しいけど、その分思い出深くなるし愛着が湧く」と言う事もあります。
    間違ったら間違ったで「うわーぁぁー間違ったぁぁーゴロゴロ」と叫んだ後は、
    「まあしょうがないかー、次は間違えないぞっ」と思う方が気は楽になって次回への意欲も湧くと思いますよ。

  • 2020年5月22日 担当:前田
  • 「印刷の色」と「紙の色」の関係
  • 「ワンブックスって、本文カラーも無料で使えるんですか?!凄い!」
    と喜んで頂くことが多いです、喜んで頂けてこちらも嬉しい限り。

    ただ「じゃあ、小説本文にもいっぱいカラー挿絵使えちゃうね!」
    と挿絵を入れると「あれ?原稿よりクリームっぽい?」となっちゃいます。

    原因は「印刷インキには白が無いから」です。
    いや、もちろんあるんですけどね、白インキも。
    ですが良く言われる「CMYK」には「白」はありません。

    「白」は紙の色で代用しており、通常は白インキを使わずに印刷しますので、
    「原稿の色+紙の色」となってしまうのです。

    これが、上質紙やコート紙のように白い紙を使うならば、挿絵もちゃんとした色で印刷されますが、
    「小説だから、目に優しいクリーム色の紙を使おう」とすると、
    「原稿の色+クリーム色」となり、全体的にクリーム感のある挿絵になります。

    もちろん、これを利点として捉えると「柔らかい印象になった!」と思えますし、
    欠点として捉えると「シャープさが減った!」と感じると思います。

    「ええー!じゃあ折角作家さんに描いて貰ったイラストもクリーム色になっちゃうの!」
    「作家さんのイラストを綺麗に印刷したいなら、本文用紙も上質紙とか使うしかないの?!」
    とお嘆きならば、ワンブックスでは「巻頭口絵用紙変更」と言う追加仕様もございますので、
    イラストは「巻頭カラー口絵」としてコート紙のような白系の用紙に印刷して、
    文章メインの本文はクリーム系用紙をご利用頂く、と言う事も可能ですよ。
    ※巻中の用紙差し込みは行っていないのでご注意を。

    ちなみにお問い合わせで、
    「原稿の背景が白いままなのですが、この白も印刷されちゃうんでしょうか?」
    と言うご相談を頂く事もございますが、
    上記のように「白=紙の色」ですので、白は印刷されません。「白=透明」ってお考え下さい。

    逆に言えば「白文字」が使えないんです。
    「ピンク」の文字も、紙が白ければピンクの文字ですが、
    紙が違う色ならば「違う色+ピンク」です。
    「よーし、赤い表紙用紙に白文字で印刷しちゃうぞうー」
    と、白文字ロゴだけの原稿を作って入稿すると「印刷されてないじゃん」ってなります。
    「白=透明」ですからね。

    ちなみに、みんな大好きアクキーも裏から白を印刷しますが、
    あの白が無いと透けて見えちゃうんですね。

  • 2020年5月12日 担当:前田
  • 本文用紙の斤量(kg)の選び方
  • 同じ紙でも複数の斤量がある紙があります。
    例えば、上質紙(銘柄:しらおい)は本文で使える紙でも、
    70kg、90kg、110kg、135kg、と4種類ございます。

    どの用紙斤量を選べば良いか悩ましいところですが、
    「本の大きさ」で斤量を選ぶのも良いかと思います。

    A4やB5のようにサイズが大きい本ならば、斤量も重いものを選び、
    B6やA6のようにサイズが小さい本ならば、斤量も軽いものを選ぶと適度な固さになります。

    逆に「大きい本」に「軽い斤量の紙」を使うと、柔らかくなりすぎてしまいくたくたな本になってしまいますし、
    「小さい本」に「重い斤量の紙」を使うと、固すぎて開きにくく感じるかも知れません。

    もちろん、好みには個人差がございますので、
    「私は小さい本で、固い用紙が好み」
    「おっきな本でも、柔らかい紙を使いたい」
    と言う方もいらっしゃると思いますし、そう言った仕様もアリです。

    ワンブックスでは数十種類の用紙種類から自由にお選び頂く事が出来ますので、
    最終的にはご自身の好みでお選び頂くのが一番ではございますが、
    悩んだ時には参考にして頂けると幸いです。

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